「Huluをもう使わないのでアカウントを消したい」と思ったとき、どこから手続きすればよいか迷う方は少なくありません。解約の手順は知っていても、アカウントそのものを削除する方法がわからずに困っているケースも多いようです。
実は、Huluでは「解約」と「アカウント削除」はまったく別の手続きです。解約しただけではアカウント情報はHuluのサーバーに残り続けます。個人情報をきちんと消去したい場合や、Huluを退会したい場合は、解約に加えてアカウント削除の手続きが必要になります。
また、アカウント削除はスマホアプリからは行えず、Webブラウザからのみ手続きができる点も注意が必要です。削除後は視聴履歴やウォッチリストなどのデータが復元できなくなるため、事前に確認すべきことがいくつかあります。
この記事では、解約とアカウント削除の違いから、PC・スマホブラウザ別の削除手順、カスタマーサポートへの依頼方法、削除後の再登録についてまで、順を追って説明します。
- Huluの「解約」はサブスクリプションの課金停止であり、「アカウント削除」とは異なる手続きである
- アカウント削除はWebブラウザからのみ可能で、スマホアプリやTVアプリからは行えない
- 削除するとウォッチリストや視聴履歴が消えて復元できないため、事前の確認が重要
- 削除前に解約が完了していることと、Huluチケットの残高がないことを確認する必要がある
Huluアカウント削除と解約の違い・削除前の準備
- 解約とアカウント削除はどう違うのか
- アカウント削除前に確認すべきことと注意点
- Apple IDやGoogle Play経由で登録している場合の事前解約
- アプリのアンインストールではアカウントは消えない
解約とアカウント削除はどう違うのか

Huluを退会したいと考えたとき、「解約」と「アカウント削除」を同じものだと思っている方が多いかもしれませんが、この2つはまったく異なる手続きです。
「解約」とは、サブスクリプションの課金を停止する手続きです。解約しても、氏名・メールアドレス・視聴履歴・ウォッチリストといったアカウント情報はHuluのサーバーに保持され続けます。解約後も無料会員としてログインすることが可能で、もし再び利用を再開したい場合は、過去のデータを引き継いだまま再契約することができます。
一方、「アカウント削除」はHuluへのログインが不可能になる手続きです。削除が完了すると、ウォッチリスト・視聴履歴・プロフィール設定などが削除され、同じメールアドレスで再登録したとしてもこれらのデータは復元できません。
削除後は新規登録扱いとなり、初回限定の無料トライアルを再度適用することもできないとされています。また、過去の請求情報については、法律上の理由から一定期間保持される可能性があるとの情報もあります。
使い分けとしては、「一時的にサービスをやめたい」「また戻るかもしれない」という場合は解約のみ、「個人情報を消去したい」「もう利用しない」という場合はアカウント削除が適しているとの報告があります。
手続きの方向性を間違えると、データが消えてしまったり逆に情報が残り続けたりするため、目的に応じてどちらを選ぶか事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。
アカウント削除前に確認すべきことと注意点

アカウント削除を行う前に、いくつかの重要な確認事項があります。これを怠ると手続きがスムーズに進まなかったり、予期しないトラブルが発生したりする可能性があります。
まず最初に確認すべきは、Huluの解約が完了しているかどうかです。アカウント削除はサブスクリプションを解約した後でなければ行えないとされており、解約が完了していることが削除前の必須条件とされています。
次に、Huluチケット(Huluストアで利用できるポイントのようなもの)の未使用残高がないかを確認してください。残高が残っている状態では削除できないとの報告があります。
また、共有アカウントを使用している場合は注意が必要です。アカウント削除を行うと、そのアカウントを共有している各ユーザーがHuluを利用できなくなります。
さらに、ウォッチリストや視聴履歴は削除後に復元できないため、残しておきたい作品情報などはメモしておくことを推奨します。
解約のみ(削除なし)の場合は、契約終了日まで引き続き視聴が可能ですが、アカウント削除を行った時点でサービスが利用できなくなるという情報もあります。また、Huluストアで購入した作品の視聴権も削除時に失われ、返金は行われないとのことです。
なお、アカウント削除の手続きはスマホアプリからはできず、WebブラウザまたはHulu公式サイトからのみ行えます。
Apple IDやGoogle Play経由で登録している場合の事前解約

Huluへの登録をApple ID・Google Play・Amazon Fire TVなどを経由して行っている場合、Hulu公式サイトでのアカウント削除手続きだけでは、各ストアのサブスクリプション自動更新が継続してしまう可能性があります。それぞれのストアで個別に解約手続きを行うことが必要です。
Apple ID経由で登録している場合は、iPhoneの「設定」を開き、「Apple ID(自分の名前)」をタップし、「サブスクリプション」を選択して、Huluを選択した後「サブスクリプションをキャンセル」をタップします。
Google Play経由で登録している場合は、Google Playストアを開き、「メニュー」から「定期購入」を選択し、Huluを選んで「定期購読を解約」をタップします。
Amazon Fire TV経由で登録している場合は、Amazonウェブサイトにアクセスし、「メンバーシップおよび購読」から「アプリのサブスクリプション設定」を開き、自動更新をオフにする手順が必要との報告があります。
各ストアで解約の手続きをしないまま放置すると、Hulu公式サイトでアカウントを削除した後も課金が継続するリスクがあります。アプリ内課金を利用している場合は、Huluのウェブサイトからは解約できないため、必ず登録した際のサービス(ストア)を確認して、そちらで手続きを行ってください。
支払い方法によって解約の手順が異なるため、自分がどの経路でHuluに登録しているかを事前に確認しておくことが大切です。
アプリのアンインストールではアカウントは消えない

スマホからHuluのアプリを削除(アンインストール)すれば、アカウントも消えると思っている方がいるかもしれませんが、これは誤りです。アプリをアンインストールしても、Huluのアカウントは消えません。
Huluのアカウントデータは、端末ではなくHuluのサーバーに保存されています。そのため、アプリを削除しただけでは正式な退会にはならず、アカウント情報(視聴履歴・ウォッチリストなど)もサーバー上に残り続けます。
また、アプリをアンインストールしたからといって課金が止まるわけではありません。サブスクリプションはアプリの有無に関係なく継続するため、アプリを削除しても料金が発生し続ける可能性があります。
アプリのアンインストール後であっても、Hulu公式サイト(hulu.jp)にアクセスしてログインすることは引き続き可能です。
正式にアカウントを削除したい場合は、アプリを削除するだけでなく、WebブラウザからHulu公式サイトにアクセスして、所定のアカウント削除手続きを行う必要があります。アプリの削除と、アカウントの削除は別の操作であることを覚えておいてください。
Huluアカウント削除の具体的な手順と削除後について
- PCブラウザからアカウントを削除する方法
- スマホブラウザからアカウントを削除する方法
- カスタマーサポートへのメール・電話でアカウント削除を依頼する方法
- 削除後の再登録について知っておくべきこと
PCブラウザからアカウントを削除する方法

PCのブラウザからHuluのアカウントを削除する手順を説明します。事前に解約が完了していることを確認してから手続きを進めてください。
まず、HuluのPC公式サイト(https://www.hulu.jp/)にアクセスしてログインします。ログインが完了したら、画面右上にあるプロフィールアイコンをクリックし、表示されたメニューから「アカウント」を選択します。
アカウントページが開いたら、パスワードを入力して「進む」をクリックします。次に「契約を解除する」を選択し、続けて「契約の解除を続ける」をクリックします。
その後、アンケートへの回答を求められますが、これは任意です。回答後(またはスキップ後)に「契約を解除する」をクリックすると手続きが進みます。
なお、自動削除ページ(https://www.hulu.com/account/delete)から直接手続きすることも可能とされています。このページで「削除を開始」という赤いボタンを選択すると、アカウントが削除されて自動的にサインアウトされます。
削除が完了すると、登録しているメールアドレス宛に完了通知が届きます。通知メールが届いたことをもって、アカウント削除が正式に完了したことを確認できるとされています。
スマホブラウザからアカウントを削除する方法

スマホからHuluのアカウントを削除したい場合は、アプリではなくWebブラウザを使って手続きを行います。Safari・ChromeなどのブラウザでHulu公式サイトにアクセスしてください。
ブラウザでHuluにアクセスしたら、ログインして「アカウント」ページを開きます。その後、契約情報を確認し、事前に解約手続きが完了していることを確認してから手続きを進めます。
「アカウント削除」のオプションを探し、「削除を申請する」をタップします。次に削除理由の選択が求められるので、該当するものを選んで「最終確認」を実行します。
最後に、Huluから送信される確認メールのリンクをクリックすることでアカウント削除が完了します。確認メールに記載されたリンクをタップするまでは削除が完了しないため、メールの受信トレイを確認するようにしてください。
手順はPCブラウザとほぼ同様の流れです。スマホのアプリからは削除手続きができないため、必ずブラウザを使用するようにしてください。アプリではなくブラウザを使う点が、スマホからの手続きで特に注意が必要なポイントです。
カスタマーサポートへのメール・電話でアカウント削除を依頼する方法

Webブラウザからの手続きがうまくいかない場合や、直接問い合わせて削除したい場合は、Huluのカスタマーサポートを利用する方法があります。メールと電話の両方でアカウント削除依頼が可能です。
メールで問い合わせる場合は、Hulu公式サイトのヘルプセンターから「お問い合わせ」を選択し、「メールでのお問い合わせ」に進みます。問い合わせフォームでは、タイトルに「アカウント削除依頼」、カテゴリーに「料金/請求/アカウントについて」を記入します。メール本文には、解約が完了していること、および正式にアカウントの削除を依頼していることを明記してください。
受付後は3営業日以内に回答が届くとのことです。担当者から、サービスコードなど追加情報の確認を求められる場合もあるとされています。
電話で問い合わせる場合の連絡先は、固定電話からは0120-834-126(無料)、携帯電話からは050-3851-3926(有料)とされています。受付時間は10:00〜18:30で、年中無休(1月1日を除く)とのことです。
アカウント削除を急いでいる場合や、手続きに不安がある場合は、電話での問い合わせも検討してみてください。
削除後の再登録について知っておくべきこと

Huluのアカウントを削除した後でも、Huluへの再登録は可能です。ただし、削除後は新規登録扱いとなり、以前のアカウントで保存されていたデータは一から設定し直す必要があります。
同じメールアドレスを使って再登録することはできます。しかし、以前の視聴履歴やウォッチリストは引き継がれません。これらのデータは削除時に失われているため、再登録後も復元することができません。
また、無料トライアルは初回登録限定のため、アカウント削除後に再登録しても、無料トライアルは再適用されないとされています。
再登録後の月額料金は1,026円(税込)です(2026年2月時点)。
もし将来的にHuluを再び利用する可能性があるのであれば、アカウント削除ではなく「解約のみ」にとどめておく選択肢もあります。解約の場合は再契約時に過去の視聴履歴やウォッチリストを引き継いだまま利用を再開できるため、「しばらく使わないだけ」という場合は解約のみを検討してみてください。アカウント削除は、本当に今後利用しないと確信している場合に行うのが適切といえるでしょう。
<Huluアカウントを削除する前に知っておきたいこと・手順まとめ>
この記事のまとめです。
- Huluの「解約」はサブスクリプションの課金停止であり、アカウント情報は保持される
- Huluの「アカウント削除」はログイン不可となり、視聴履歴・ウォッチリストが消去される
- 削除後は同じメールアドレスで再登録しても、過去のデータを復元することはできない
- 解約後は無料会員としてログインが可能で、再契約すれば過去のデータを引き継げる
- アカウント削除前に、Huluの解約が完了していることを確認する必要がある
- Huluチケットの未使用残高がある場合は削除できないとの報告があるため、事前に確認が必要
- 共有アカウントを削除すると、共有している全員がHuluを利用できなくなる
- Huluストアで購入した作品の視聴権は削除時に失われ、返金は行われない
- アカウント削除はスマホアプリやTVアプリからは行えず、Webブラウザからのみ手続きできる
- Apple ID・Google Play・Amazon Fire TV経由で登録している場合は、各ストアでの解約も別途必要
- スマホアプリをアンインストールしただけではアカウントは消えず、課金も継続する
- PCブラウザからの削除は「アカウント」ページまたは削除専用URL(hulu.com/account/delete)から行える
- スマホからの削除はアプリではなくブラウザを使い、確認メールのリンクをクリックして完了する
- カスタマーサポートへの電話(0120-834-126)またはメールでアカウント削除を依頼することも可能
- 削除後に再登録しても新規扱いとなり、無料トライアルの再適用はできない

