「刃牙アニメの順番、Netflixではどう観るのが正しいの?」そうお悩みではありませんか。
数多くのシリーズが存在する「刃牙」ワールド、特にNetflixでの視聴順は複雑で迷ってしまいますよね。
この記事では、Netflixで配信中の「バキ」最凶死刑囚編から「大擂台賽編」、「範馬刃牙」シーズン1・2、さらには物語の原点「グラップラー刃牙」や待望の新作アニメ「刃牙道」に至るまで、あなたの「刃牙 アニメ 順番 netflix」に関するあらゆる疑問を解消し、最適な視聴ルートを徹底解説します。
- Netflixで観るべき刃牙アニメの正しい順番がわかる
- 各アニメシリーズのあらすじと主要な見どころを網羅
- Netflix未配信の「グラップラー刃牙」やOVAも解説
- 最新アニメ「刃牙道」の製作情報と期待ポイントを紹介
Netflixで観る「刃牙」アニメの順番!完全ガイド
Netflixで「刃牙」シリーズを楽しむなら、どの作品から観始めるべきか、そしてどのような順番で観進めるのがベストなのでしょうか。ここでは、Netflixで配信されているアニメシリーズを中心に、その視聴順と各作品のポイントを詳しく解説していきます。
- まずはコレ!「バキ」最凶死刑囚編からスタート
- 次に見るべき「バキ」大擂台賽編とは?
- 「範馬刃牙」シーズン1の見どころと流れ
- 「範馬刃牙」シーズン2(ピクル編・親子喧嘩編)の内容
- Netflix版「刃牙」シリーズの時系列まとめ(表)
まずはコレ!「バキ」最凶死刑囚編からスタート

Netflixで刃牙シリーズの視聴を開始するなら、2018年に配信が始まったアニメ『バキ』の「最凶死刑囚編」がその入り口となります。このシリーズは全26話で構成されており、原作漫画『バキ』の冒頭から物語が展開されます。物語の時系列としては、後述する2001年版アニメ『グラップラー刃牙』の「最大トーナメント編」直後の出来事を描いています。
この「最凶死刑囚編」では、自らの「敗北」を知ることを渇望する5人の最凶死刑囚(ドリアン、スペック、ドイル、シコルスキー、柳龍光)が、時を同じくして東京に集結。主人公・範馬刃牙をはじめ、花山薫、愚地独歩、渋川剛気、烈海王といった地下闘技場の強者たちと、文字通り死闘を繰り広げることになります。
Netflixが刃牙の長い歴史の中から、あえてこの「最凶死刑囚編」を新たなスタート地点として選んだ背景には、強烈なアクションと次々に登場する個性豊かなキャラクターたちで、国内外の新規視聴者を一気に惹きつけたいという狙いがあったのかもしれません。地上最強を目指す刃牙の物語において、この編は序盤からトップギアの緊張感と迫力で、視聴者を刃牙ワールドへと引き込みます。
また、死刑囚たちが共通して抱く「敗北を知りたい」という異質な渇望は、彼らの行動原理に独特の深みを与え、単なる強敵という以上の存在感を示しています。これにより、刃牙たちとの戦いが、それぞれの信念や生き様がぶつかり合う重厚なドラマとして描かれ、シリーズ全体の魅力を高めていると言えるでしょう。原作漫画では、『バキ』の単行本で約1巻から10巻程度に相当する内容です。
次に見るべき「バキ」大擂台賽編とは?

「最凶死刑囚編」を観終えた方が次に進むべきは、同じくNetflixアニメ『バキ』の「大擂台賽編」です。2020年に配信開始され、全12話で構成されています。「最凶死刑囚編」の激闘で、死刑囚の一人である柳龍光の毒手によって瀕死の状態に陥った刃牙。彼を救うため、盟友である烈海王が中国へと搬送し、100年に一度開催される中国武術界最大のトーナメント「大擂台賽」へと出場させることから物語は始まります。
この編では、刃牙が絶体絶命の危機からいかにして復活を遂げるのかというサスペンスフルな展開に加え、中国全土から集結した「海王」の称号を持つ武術の達人たちが続々と登場します。さらに、アメリカから筋肉の怪物ビスケット・オリバや、伝説のボクサー、マホメド・アライの遺伝子を継ぐマホメド・アライJr.、そして刃牙の父であり地上最強の生物と称される範馬勇次郎までもが参戦し、予測不能な激闘が繰り広げられます。
「最凶死刑囚編」での東京を舞台とした市街戦から一転、中国大陸での大規模な武術トーナメントへと舞台を移すことで、物語のスケールは格段に広がります。「海王」という新たな強者のヒエラルキーや、多種多様な中国拳法が登場することで、刃牙ワールドの奥深さが一層際立ちます。
また、毒に侵された刃牙が戦いの中で復活していく過程は、彼の強靭な精神力や仲間との絆を浮き彫りにし、人間ドラマとしての側面も深まっています。特に、範馬勇次郎と中国武術界の至宝・郭海皇との戦いは、刃牙以外のキャラクターたちのドラマにも光を当て、シリーズの多層的な魅力を引き出しています。原作漫画では、『バキ』の「中国大擂台賽編」にあたります。
「範馬刃牙」シーズン1の見どころと流れ

『バキ』の「大擂台賽編」を堪能した後は、Netflixシリーズ『範馬刃牙』シーズン1へと進みましょう。このシーズンは2021年9月に全12話が一挙配信されました。タイトルが『範馬刃牙』となったことからもわかるように、いよいよ物語の核心である、主人公・範馬刃牙と父・範馬勇次郎との親子喧嘩へと焦点が絞られていきます。
シーズン1では、原作漫画『範馬刃牙』の序盤にあたる「実戦シャドーファイティング編」と「超絶!!監獄バトル編」が描かれます。「実戦シャドーファイティング編」では、刃牙が想像上の巨大カマキリと戦うという、彼の独特なトレーニング方法と強さへの執着を象徴するシーンが登場します。
そして物語の主軸となる「超絶!!監獄バトル編」では、刃牙が地上最強の生物である父・範馬勇次郎との決戦を前に、ウォーミングアップの相手として、ミスター・アンチェインことビスケット・オリバに挑戦します。そのために、オリバが収監されているアメリカのアリゾナ州立刑務所、通称「ブラックペンタゴン」に自ら乗り込み、超弩級の肉弾戦を繰り広げることになります。
この刑務所という閉鎖的かつ特殊な環境での戦いは、これまでの地下闘技場やトーナメントとは異なる独特の緊張感を生み出します。ジュン・ゲバルといった新たな強敵も登場し、刃牙はそこで驚異的な適応力と戦闘IQの高さを見せつけます。
オリバという規格外の強敵との戦いは、勇次郎戦へ向けた刃牙の成長と覚悟を試す重要なステップであり、視聴者の期待感をいやが上にも高めてくれるでしょう。原作漫画『範馬刃牙』は全37巻で構成されており、このシーズン1はその初期のエピソードをアニメ化したものです。
「範馬刃牙」シーズン2(ピクル編・親子喧嘩編)の内容

『範馬刃牙』シーズン1の興奮冷めやらぬうちに次に観るべきは、2023年にNetflixで配信されたシーズン2です。このシーズンは、「外伝ピクル+野人戦争編」(同年7月配信)と「地上最強の親子喧嘩編」(同年8月配信)の2部構成となっており、合計で27話という大ボリュームで展開されます。
まず「外伝ピクル+野人戦争編」では、太古の岩塩層から、なんと1億9000万年前の人間、通称「ピクル」が完全な状態で発見され、現代科学によって蘇生されます。ピクルは、かつてティラノサウルスなどの巨大恐竜を素手で狩り、食料としていたという、まさに規格外の戦闘能力を持つ原人です。
その圧倒的なまでの「純粋な暴力」は、武術や技術といった概念を超越しており、刃牙をはじめ、烈海王、愚地克巳、ジャック・ハンマーといった現代の最強格の格闘家たちが次々と挑んでいきます。ピクルの登場は、既存のキャラクターたちの「強さ」の概念を根底から揺るがし、彼らがどのようにこの異質な脅威に対応し、進化していくのかが見どころとなります。
そして、ついに訪れるのが「地上最強の親子喧嘩編」です。長きにわたりシリーズ全体の縦軸として描かれてきた、主人公・範馬刃牙と、父であり地上最強の生物と恐れられる範馬勇次郎との壮絶な親子喧嘩が、ここに決着の時を迎えます。この戦いは、単なる最強決定戦という意味合いを超え、範馬勇次郎という絶対的な存在に挑み続ける刃牙の生き様、そして彼らの間に横たわる歪んだ親子関係の物語の集大成と言えるでしょう。
このシリーズ最大のクライマックスは、刃牙ワールドを追い続けてきた視聴者にとって、感涙必至の展開となるはずです。これらは原作漫画『範馬刃牙』の中盤から終盤にかけての物語をアニメ化したものです。
Netflix版「刃牙」シリーズの時系列まとめ(表)

ここまで解説してきたNetflixで配信中の「刃牙」関連アニメシリーズを、推奨される視聴順に整理すると以下の表のようになります。この表を参照すれば、「刃牙 アニメ 順番 netflix」に関する疑問は一目で解決し、スムーズに視聴計画を立てることができるでしょう。
シリーズ名 (Netflix Series Title) | 編・内容 (Arc / Content) | Netflix配信年 (Netflix Release Year) | 話数 (No. of Episodes) |
バキ | 最凶死刑囚編 | 2018 | 26 |
バキ | 大擂台賽編 | 2020 | 12 |
範馬刃牙 シーズン1 | 実戦シャドーファイティング編、超絶!!監獄バトル編 | 2021 | 12 |
範馬刃牙 シーズン2 | 外伝ピクル+野人戦争編 | 2023 (7月) | 27 (計) |
範馬刃牙 シーズン2 | 地上最強の親子喧嘩編 | 2023 (8月) |
この表は、「刃牙 アニメ 順番 netflix」という検索意図に対する最も直接的かつ簡潔な回答となります。シリーズ名、主要な編、Netflixでの配信年、そして話数を一覧化することで、どなたでも迷うことなく視聴を開始できます。文章での説明に加え、このような視覚的な整理は、特に複数のシリーズや編が存在する「刃牙」のような作品において、情報の理解を大いに助けてくれるはずです。
Netflix以外と今後配信の「刃牙」アニメ順番
Netflixで配信されているシリーズは、実は「刃牙」の長い物語の一部です。「刃牙 アニメ 順番 netflix」の検索ではカバーしきれない、物語の原点や、これからアニメ化される最新情報についても触れていきましょう。
- 原点を知る!「グラップラー刃牙」(2001年版)とは
- 幻のOVA版「グラップラー刃牙」(1994年)
- 最新作!アニメ「刃牙道」への期待
- 漫画シリーズ全体の時系列とアニメ化範囲
原点を知る!「グラップラー刃牙」(2001年版)とは

Netflixで配信されている『バキ』シリーズ(最凶死刑囚編、大擂台賽編)や『範馬刃牙』シリーズは、実は2001年にテレビ東京系で放送されたアニメ『グラップラー刃牙』の直接的な続編にあたります。この2001年版は全48話で構成されており、まさに刃牙サーガの原点と言える物語が描かれています。
内容は、主人公である範馬刃牙の幼年期から始まり、母・朱沢江珠との複雑な関係、そして父・範馬勇次郎を超えるという強烈な動機が形成される過程が描かれる「幼年編」。
その後、東京ドームの地下に存在する非合法の格闘技場での戦いを描く「地下闘技場編」。そして、32名の強者がトーナメント形式で激突する「最大トーナメント編」までを網羅しています。多くの主要キャラクター、例えば花山薫や愚地独歩、渋川剛気、烈海王といった面々の初登場シーンや、彼らのバックボーンもこのシリーズで詳しく語られます。
Netflix版から刃牙シリーズに入った方が、キャラクターたちの過去や関係性をより深く理解するためには、この2001年版『グラップラー刃牙』の視聴が不可欠と言えるでしょう。
ただし、残念ながら2024年現在、この2001年版はNetflixでは配信されていません。視聴するためには、DVDのレンタルや購入などが主な手段となります。なぜNetflixが物語の途中からアニメ化(正確には続編を制作)したのかという疑問も、旧作の配信権の問題など、様々な事情が絡んでいる可能性が考えられます。完全な物語体験を求めるのであれば、Netflix以外の視聴方法も検討してみる価値は十分にあります。
幻のOVA版「グラップラー刃牙」(1994年)

テレビアニメシリーズよりもさらに遡ること1994年には、『グラップラー刃牙』のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)版が制作されています。これは約45分間の単発作品で、「刃牙」という作品が初めて映像化された記念碑的な作品と言えるでしょう。
内容は、原作漫画『グラップラー刃牙』の初期エピソードである「地下闘技場編」から、刃牙と神心会空手の鎬昂昇(しのぎ こうしょう)との戦いを中心に描いています。時系列的には、2001年版テレビアニメの「地下闘技場編」の一部にあたりますが、OVAならではの凝縮された展開と、当時のアニメーション技術で描かれる迫力の格闘シーンが見どころです。
現在では視聴が比較的難しいレアな作品となってしまいましたが、刃牙シリーズの長い歴史を語る上では欠かせない存在です。この1994年のOVA、2001年のテレビシリーズ、そして2018年以降のNetflix版と見比べてみることで、約30年にわたるアニメーション技術や作画スタイル、演出の変遷を感じ取ることができ、それは長期シリーズならではの楽しみ方の一つと言えるかもしれません。コアなファンや、作品の歴史的背景に興味がある方にとっては、一度は触れておきたい映像作品です。
最新作!アニメ「刃牙道」への期待

『範馬刃牙』の「地上最強の親子喧嘩編」をもって、一つの大きなクライマックスを迎えた刃牙サーガですが、物語はまだまだ終わりません。ファン待望の続編となる『刃牙道(バキどう)』のアニメ化が正式に決定しています。これは、刃牙と勇次郎の戦いが終結した後の物語を描くシリーズです。
『刃牙道』の物語の核となるのは、なんと、かの剣豪・宮本武蔵の復活です。クローン技術と降霊術という、現代科学とオカルトが融合した手段によって現代に蘇った宮本武蔵が、刃牙をはじめとする現代の格闘家たちと、時空を超えた壮絶な戦いを繰り広げることになります。これまでの強敵たちとはまた異なる、剣術という新たな脅威に、刃牙たちがどう立ち向かうのか、非常に注目が集まります。
アニメーション制作は、Netflix版『バキ』及び『範馬刃牙』を手掛け、そのクオリティの高さでファンを魅了したトムス・エンタテインメントが引き続き担当します。これにより、原作の持つ独特の雰囲気や、板垣恵介先生ならではの迫力ある戦闘描写が、高いレベルで再現されることが期待できるでしょう。
具体的な配信開始時期などの詳細はまだ発表されていませんが、アニメ化決定の告知映像も公開されており、ファンの期待は高まる一方です。原作漫画『刃牙道』は全22巻で完結しています。
漫画シリーズ全体の時系列とアニメ化範囲

「刃牙」シリーズは、1991年の連載開始から30年以上続く、非常に長大な物語です。アニメ化されているのは、その壮大なサーガの一部に過ぎません。ここで、原作漫画の主要なシリーズを時系列順に整理し、それぞれのアニメ化状況について見ていきましょう。これを把握することで、アニメ視聴後に「次の一歩」として原作漫画に手を伸ばす際の道しるべとなるはずです。
- 『グラップラー刃牙』(全42巻+外伝1巻):物語の原点。刃牙の幼年期から地下闘技場、そして最大トーナメント編までを描きます。2001年放送のテレビアニメで、ほぼ全編が映像化されました。
- 『バキ』(全31巻):『グラップラー刃牙』の続編。最凶死刑囚編、中国大擂台賽編、そしてマホメド・アライJr.との戦いを描く神の子激突編から構成されます。Netflix版アニメ『バキ』では、主に最凶死刑囚編と大擂台賽編が映像化されました(神の子激突編の要素は一部のみ)。
- 『範馬刃牙』(全37巻+外伝1巻):『バキ』の続編。ビスケット・オリバとの刑務所での戦い、原人ピクルとの激闘、そしてクライマックスである範馬勇次郎との地上最強の親子喧嘩編を描きます。Netflix版アニメ『範馬刃牙』シーズン1およびシーズン2で、全編が映像化されました。
- 『刃牙道』(全22巻):『範馬刃牙』の続編。宮本武蔵復活と、刃牙たち現代格闘家との戦いを描きます。アニメ化が決定しています。
- 『バキ道』(全17巻):『刃牙道』の続編。日本の国技・相撲をテーマに、古流相撲の強者たちとの戦いが描かれます。現時点ではアニメ化は未定です。
- 『刃牙らへん』(連載中):『バキ道』の続編にあたる最新シリーズ。2023年より連載が開始されており、こちらも現時点ではアニメ化は未定です。
この他にも、『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』や『バキ外伝 創面』など、人気キャラクターに焦点を当てた多数の外伝作品が存在します。これほど多くのシリーズが長年にわたり連載され、多くのファンに愛され続けているという事実は、「刃牙」という作品がいかに強烈な魅力と奥深い世界観を持っているかの証左と言えるでしょう。
総括:刃牙アニメの順番(netflix版)
この記事のまとめです。
- Netflixでの刃牙アニメ視聴は「バキ」最凶死刑囚編から開始する
- 次に「バキ」大擂台賽編へと進むのが正しい順序だ
- その後「範馬刃牙」シーズン1(オリバ戦等)を観る
- 「範馬刃牙」シーズン2(ピクル戦、親子喧嘩)がNetflixでの最終章である
- これらNetflixシリーズは原作漫画の時系列に沿っている
- 物語の真の始まりは2001年版「グラップラー刃牙」だ
- 「グラップラー刃牙」はNetflixでは通常視聴できない
- 同作は刃牙の幼年期や最大トーナメントを描く重要作である
- 1994年にはシリーズ初のOVA版も存在した
- 最新アニメとして「刃牙道」の制作が決定している
- 「刃牙道」では蘇った宮本武蔵との戦いが描かれる
- 原作漫画は「刃牙らへん」として現在も連載中だ
- 各シリーズは強敵との激しいバトルが魅力である
- 本記事がNetflixでの刃牙視聴順の理解に役立つことを願う
- 刃牙の熱く激しい戦いの世界を存分に楽しむべきだ