プロデュース48(プデュ)どこで見れる？視聴方法からIZ*ONEの今

「プロデュース48（プデュ）どこで見れる？」そう思って検索されたあなたは、きっとあの感動をもう一度味わいたい、あるいはIZONE誕生の瞬間を見届けたい、そんな熱い気持ちをお持ちなのではないでしょうか。

この記事では、プロデュース48の視聴方法に関する最新情報はもちろん、番組の魅力や、IZONEメンバーたちの現在の活動まで、気になる情報をギュッと凝縮してお届けします。

過去の放送情報からDVD、そしてMnet K-POP YouTubeチャンネルでの楽しみ方まで、あなたの「見たい！」を叶える情報が満載です。2024年、2025年になっても色褪せないプデュの魅力を再発見し、IZ*ONEメンバーの「今」も応援しましょう。

この記事のポイント

プロデュース48の視聴方法を徹底解説
IZ*ONE誕生の軌跡と番組の魅力に迫る
元IZ*ONEメンバーの最新活動状況
2024年・2025年も楽しむための情報

プロデュース48（プデュ）はどこで見れる？視聴方法まとめ

公式配信はある？2024年・2025年の最新情報
DVDなら日本語字幕付きでじっくり楽しめる
Mnet K-POP YouTubeで名場面をチェック
過去の放送と再放送の状況
注意点：違法アップロード動画は避けるべき

公式配信はある？2024年・2025年の最新情報

プロデュース48は、2018年に韓国のMnetおよび日本ではBSスカパー!などで放送され、日韓のアイドルファンを中心に大きなムーブメントを巻き起こしました。放送当時は、参加者たちの一挙手一投足に注目が集まり、毎週の放送が待ち遠しかった方も多いのではないでしょうか。

過去には、AbemaTVのK WORLDチャンネルで2018年12月から無料配信された実績があります。この時は、番組のプロローグとなる「#0」から本編に至るまで、多くのエピソードが提供されていました。しかしながら、2024年現在、AbemaTVを含め、プロデュース48の全話を常時無料または定額で公式配信している主要なプラットフォームは残念ながら見当たらない状況です。

Hulu、Netflix、Amazonプライムビデオ、U-NEXT、Leminoといった大手動画配信サービスでは、2025年に向けて様々な新作韓国ドラマやK-POPコンテンツの配信予定が発表されていますが、その中にプロデュース48が含まれているという情報はありません。これらのプラットフォームはK-POP関連コンテンツに力を入れているため、将来的に配信が開始される可能性も否定できませんが、現時点では期待は薄いと言わざるを得ません。

そのような中で、Mnet Smart+（エムネットスマートプラス）は、Mnetの番組を視聴できる公式サービスの一つとして注目されます。過去のMnet制作番組がアーカイブとして提供されている場合、プロデュース48も視聴できる可能性があります。ただし、2025年時点での具体的な配信状況については、Mnet Smart+の公式サイトで直接確認することが不可欠です。Mnet Smart+では、他のK-POPサバイバル番組やアイドルが出演するバラエティ番組なども豊富にラインナップされているため、K-POPファンにとっては魅力的な選択肢の一つでしょう。

このように、プロデュース48を公式の動画配信サービスで手軽に全話視聴するのは、2024年から2025年にかけては難しい状況が続いています。番組の人気は依然として高く、視聴を希望する声も多いだけに、今後の公式な動きに期待したいところです。

視聴方法	現在の状況 (2024後半-2025初頭)	字幕の有無	料金・備考
Mnet Smart+ (公式配信)	要確認 (アーカイブ配信の可能性あり)	日本語字幕期待	月額料金 (プランによる)
AbemaTV (過去配信実績)	現在は全話配信終了の可能性大	日本語字幕あり (過去)	過去は無料
DVD購入	新品・中古で購入可能	日本語字幕付きあり	巻数により変動 (例: 12枚組約3,900円)
Mnet K-POP YouTube (公式)	名場面、パフォーマンス動画など断片的に視聴可能	一部日本語字幕あり	無料
BSスカパー!/Mnet (テレビ放送)	2018年放送済。再放送は不定期	日本語字幕版あり (過去)	契約状況による
その他主要動画配信サービス	現時点では全話配信の情報なし	–	–

DVDなら日本語字幕付きでじっくり楽しめる

プロデュース48の全エピソードを確実に、しかも日本語字幕付きで心ゆくまで堪能したい、という方にとって、DVDの購入は現時点で最も確実かつ満足度の高い方法と言えるでしょう。動画配信サービスでの視聴が不安定な中、物理メディアであるDVDは、一度手に入れればいつでも好きな時に、好きなだけIZ*ONE誕生までの軌跡を追体験できるという大きな利点があります。

実際に、Amazonなどの大手オンラインショッピングサイトでは、「PRODUCE48 プロデュース48 日本語字幕 12枚組」といった形で、番組全編を収録したDVDセットが販売されています。価格は販売店や時期によって変動しますが、一例として、全12話が収録されたコンプリートセットが3,900円程度で見つかることもあります。これは、1話あたり約325円と考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるかもしれません。

これらのDVDには、韓国で放送された本編に忠実な日本語字幕が付いているため、日韓の練習生たちの細やかな感情表現や、トレーナー陣からの具体的なアドバイス、そして審査結果発表の緊迫した瞬間まで、言葉の壁を感じることなく深く理解しながら視聴できます。

特に、文化や言語が異なる練習生同士のコミュニケーションや、韓国語で行われるレッスン内容は、字幕があることでその面白さや重要性がより一層際立ちます。IZ*ONEというグローバルガールズグループが、どのような試練を乗り越え、どのようにして絆を深めていったのか、その感動の物語を自分のペースでじっくりと味わえるのは、DVDならではの醍醐味です。

中古品を探すという選択肢もありますが、画質や字幕の翻訳精度、そして何よりも正規品であるかどうかという点を考慮すると、信頼できるショップから新品を購入するのが安心です。大切な思い出となる作品だからこそ、良質な状態で手元に残したいものです。

Mnet K-POP YouTubeで名場面をチェック

プロデュース48の全編を視聴するのは難しいけれど、あの感動的なパフォーマンスや、練習生たちの輝いていた瞬間を手軽に振り返りたい、という方には、Mnet K-POPの公式YouTubeチャンネルが大変おすすめです。このチャンネルは、まさにプロデュース48の宝庫とも言える場所で、数多くの名場面がクリップとして公開されています。

番組放送当時から現在に至るまで、練習生たちの評価ステージ、手に汗握るグループバトル、個々のスキルが試されたポジション評価、そして独創的な世界観で魅せたコンセプト評価のパフォーマンス動画など、見どころとなるシーンが豊富にアップロードされています。

例えば、番組を代表する名曲となった「Rumor」の圧巻のステージ動画や、最終回で披露され多くの涙を誘った「好きになっちゃうだろう？(반해버리잖아?)」、そして練習生たちの想いが詰まった「夢を見ている間 (꿈을 꾸는 동안)」といった感動的なステージも、高画質で視聴できる可能性があります。

多くの動画には英語字幕が付いていますが、ファンにとっては嬉しいことに、一部の動画には日本語字幕も提供されています。これにより、パフォーマンスだけでなく、その前後の練習生たちのコメントや心境なども理解しやすくなっています。さらに、番組本編では放送されなかったビハインド映像や、リラックスした雰囲気の練習風景、メンバー同士の和気あいあいとしたセルフィー動画なども公開されており、練習生たちのステージ上とは異なる素顔に触れることができるのも、このチャンネルの大きな魅力です。

番組のテーマソングであり、参加者全員でパフォーマンスした「NEKKOYA (PICK ME)」の華やかな映像や、各評価ステージのハイライトシーンをピックアップして視聴するだけでも、プロデュース48が放っていた独特の熱気や、練習生たちが経験したであろう喜びや葛藤、そして視聴者が感じたであろう感動を十分に再体験できるでしょう。全編視聴が叶わない状況でも、このように公式チャンネルが提供してくれるコンテンツを活用することで、プロデュース48の世界に触れ続けることができます。

過去の放送と再放送の状況

プロデュース48は、2018年6月15日から8月31日という約2ヶ月半にわたり、韓国のMnetと日本のBSスカパー!などで、ほぼリアルタイムに近い形で日韓同時放送されました。この放送形態は当時としては画期的であり、両国のファンが同じタイミングで番組の展開に一喜一憂できる環境を提供しました。特に、IZ*ONEとしてデビューする最終メンバー12名が決定した最終回は生放送で行われ、その緊張感と感動の瞬間は、国境を越えて多くの視聴者によって共有されました。

番組の放送が終了した後も、その人気は衰えることなく、Mnet JapanなどのCSチャンネルでは、日本語字幕付きでのアンコール放送が何度か実施されています。記録によれば、例えば2018年10月12日から2019年1月11日にかけて、Mnet Japanオリジナルの日本語字幕スーパー版としてのアンコール放送が行われたことがあります。このような再放送は、リアルタイムで見逃してしまったファンや、もう一度じっくりと番組を見返したいファンにとっては非常に貴重な機会となりました。

しかしながら、テレビでの再放送は、残念ながら定期的かつ恒常的に行われるものではありません。2024年や2025年にプロデュース48が確実に再放送されるという公式な情報は、現時点では発表されていません。CS放送の日テレプラスなどでは、過去の人気K-POP関連番組やオーディション番組が再放送されることがありますが、プロデュース48がそのラインナップに含まれるかどうかは、その時々のチャンネル編成次第となります。

したがって、過去の放送を見逃してしまった方や、再びテレビの大画面でプロデュース48を楽しみたいと考えている方は、Mnet Japanなどの公式サイトで再放送情報をこまめにチェックするか、前述したDVDの購入やMnet Smart+といった他の視聴方法を検討するのが現実的なアプローチと言えるでしょう。番組の歴史的背景や放送当時の熱気を知ることは、作品をより深く理解する上で役立ちます。

注意点：違法アップロード動画は避けるべき

プロデュース48という素晴らしい番組を視聴したい、その熱い気持ちは非常によく理解できます。しかし、その手段として、動画共有サイトやSNSなどで見かける、個人アカウントによってアップロードされた番組全編の動画などを選択することには、大きな注意が必要です。これらの動画の多くは、著作権者の許可なくアップロードされた違法なコンテンツである可能性が極めて高いのが現状です。

このような違法アップロード動画を視聴することは、番組を制作した放送局や制作会社、そして何よりも夢を追いかけて努力した練習生たち（アーティスト）の権利を侵害する行為に、間接的に加担してしまうことになりかねません。彼女たちの情熱や才能、そして多くのスタッフの努力によって生み出された作品に対して、正当な対価が支払われなくなることは、結果として今後の良質なコンテンツ制作の妨げにも繋がってしまいます。

また、倫理的な問題だけでなく、実利的なデメリットも存在します。違法アップロード動画は、画質や音質が著しく劣悪であったり、重要なシーンで映像が途切れていたり、日本語字幕が付いていなかったり、あるいは不正確な字幕であったりすることが少なくありません。さらに、いつ削除されるかわからない不安定な状態であり、視聴途中で見られなくなることも頻繁に起こります。最悪の場合、そのようなサイトを閲覧することで、お使いのデバイスがウイルスに感染したり、フィッシング詐欺の被害に遭ったりするリスクも潜んでいます。

プロデュース48という、多くの人々に感動を与えた作品を心から楽しみ、その価値を正しく評価するためにも、そして制作者やアーティストたちへの敬意と感謝の気持ちを込めても、公式の配信サービスや正規のDVDなど、正しいルートで視聴することを強く推奨します。安心して高画質・高音質で、制作者の意図した通りの形で作品を楽しめる公式コンテンツを選ぶことが、ファンとしての賢明な姿勢と言えるでしょう。

なぜ人気？プロデュース48（プデュ）の魅力とIZ*ONE誕生秘話

日韓合同プロジェクトという斬新な試み
練習生たちの成長と涙のドラマ
IZ*ONEメンバーの現在の活動は？
他のオーディション番組との違いは？

日韓合同プロジェクトという斬新な試み

プロデュース48が、放送当時から現在に至るまで多くの人々を惹きつけてやまない最大の理由は、その斬新なコンセプトにあります。それは、日本の国民的アイドルグループであるAKB48グループのメンバーと、韓国の芸能事務所に所属しデビューを夢見る練習生たちが、同じステージで競い合い、共に成長していくという、前代未聞の日韓合同プロジェクトであった点です。この試みは、単に二つの国の参加者が集うだけでなく、それぞれが持つアイドル文化や育成システムの違いを浮き彫りにし、そこから生まれる化学反応そのものが見どころとなりました。

日本からは、当時HKT48の宮脇咲良さんやSKE48の松井珠理奈さんといった、既に高い知名度と人気を誇るメンバーを含む39名が参加しました。彼女たちにとって、AKB48グループで培ってきた経験がどこまで通用するのか、そして新たな環境でどのような成長を見せるのかは、大きな注目ポイントでした。一方、韓国からは、大手芸能事務所で厳しいトレーニングを積んできた練習生や、過去にデビュー経験のある実力者も含む57名が参加し、総勢96名が12のデビュー枠を巡って熾烈な競争を繰り広げました。

番組開始当初は、「日本のアイドルはファンとの近さやキャラクター性が重視される（魅力重視）」、「韓国のアイドルは歌やダンスの高いパフォーマンススキルが求められる（実力重視）」といったイメージが対比的に描かれることもありました。しかし、番組が進行するにつれて、参加者たちは互いの文化やトレーニング方法から刺激を受け、それぞれの長所を吸収し合い、目覚ましい成長を遂げていきます。

言葉の壁や文化の違いに戸惑いながらも、共通の夢に向かって協力し、友情を育んでいく姿は、多くの視聴者に感動を与えました。国民プロデューサー代表として番組を牽引した俳優のイ・スンギさんや、豪華なトレーナー陣も、番組の質を高め、練習生たちの才能を引き出す上で重要な役割を果たしました。このユニークな組み合わせと、そこから生まれる予測不可能なドラマこそが、プロデュース48を唯一無二の存在にしたのです。

練習生たちの成長と涙のドラマ

プロデュース48が多くの視聴者の心を掴んで離さないもう一つの大きな魅力は、約100日間という限られた期間の中で、96名の練習生たちが経験する目まぐるしい成長と、それに伴う喜び、葛藤、そして涙のドラマを、非常にリアルに描き出した点にあります。視聴者は、彼女たちが様々なミッションに挑み、壁にぶつかりながらも必死に努力し、才能を開花させていく過程を目の当たりにすることで、強い感情移入を覚えました。

番組序盤のクラス分け評価では、厳しい現実を突きつけられ、実力差に涙する練習生の姿も少なくありませんでした。しかし、経験豊富なトレーナー陣からの、時には厳しくも愛情に満ちた指導や、同じ夢を追う仲間たちとの切磋琢磨を通じて、彼女たちは驚くべきスピードで成長を遂げていきます。

特に、当初は実力的に下位クラスに評価されながらも、諦めずに努力を重ね、周囲を驚かせるようなパフォーマンスを披露するまでに成長したメンバーの物語は、多くの視聴者に勇気と感動を与えました。例えば、AKB48の千葉恵里さんのように、そのひたむきな努力と成長ぶりから多くのファンを獲得したケースも見られました。

グループバトル、ポジション評価、コンセプト評価といったミッションは、単に技術を披露する場であるだけでなく、チーム内での協力、リーダーシップ、時には意見の衝突や葛藤といった人間ドラマを生み出す舞台ともなりました。視聴者は、ステージにかける彼女たちの純粋な情熱や、仲間を思いやる心、そして夢破れて涙する姿に、熱いエールを送り続けました。HKT48の宮脇咲良さんや矢吹奈子さんのように、この番組を通じて韓国でもその才能と魅力が広く認知され、見事にデビューの夢を掴んだメンバーもいます。

最終的にデビューメンバー12名が、韓国の視聴者によるオンライン投票（国民投票）によって選ばれるというシステムも、番組の熱狂を加速させる大きな要因でした。自分の「推し」をデビューさせるために投票に参加するという行為は、視聴者に当事者意識と強い連帯感をもたらし、プロデュース48を単なるテレビ番組以上の社会現象へと押し上げたのです。

IZ*ONEメンバーの現在の活動は？

プロデュース48という激戦を勝ち抜き、日韓両国、さらには世界中のファンから愛されたグローバルガールズグループIZONE（アイズワン）。彼女たちは約2年半の活動期間を経て、2021年4月に多くのファンに惜しまれながらもその活動に幕を下ろしました。しかし、IZONEとしての物語は終わっても、メンバー12人それぞれの新たな物語は続いています。ここでは、元IZ*ONEメンバーたちが現在（主に2024年後半から2025年初頭の情報に基づき）どのような道で輝きを放っているのか、その一部をご紹介します。

メンバー名	現在の主な活動 (2024後半-2025初頭)	特記事項
クォン・ウンビ	ソロアーティスト	アルバムリリース、国内外でのファンミーティングを精力的に開催
宮脇咲良	LE SSERAFIM メンバー	グローバルな人気を誇り、2025年も雑誌表紙を飾るなどファッションアイコンとしても活躍
カン・ヘウォン	女優	ドラマを中心に女優として活動の幅を広げる
チェ・イェナ	ソロアーティスト、タレント	キャッチーな楽曲と明るいキャラクターで音楽・バラエティ両面で人気
イ・チェヨン	ソロアーティスト	圧倒的なダンススキルを活かしたパフォーマンスで魅了、2022年10月にソロデビュー
キム・チェウォン	LE SSERAFIM メンバー (リーダー)	カリスマ性あふれるリーダーとしてグループを牽引
キム・ミンジュ	女優、MC	清純な魅力で女優として注目、音楽番組のMCなどでも安定した進行ぶりを発揮
矢吹奈子	女優、タレント	HKT48卒業後、ドラマや舞台で活躍。2025年にはTGC出演やプロ野球での始球式も
本田仁美	SAY MY NAME メンバー (リーダー)	AKB48卒業後、2024年に7人組ガールズグループSAY MY NAMEのリーダーとして韓国で再デビュー。2025年には韓国の番組で単独MCにも挑戦
チョ・ユリ	ソロアーティスト	持ち前の歌唱力を活かしソロ活動、ドラマOSTにも多数参加
アン・ユジン	IVE メンバー (リーダー)	IVEのリーダーとしてグループを大成功に導く。バラエティや広告モデルとしても引っ張りだこ。2025年にはラコステのアンバサダーにも就任
チャン・ウォニョン	IVE メンバー	圧倒的なビジュアルとスター性で常に話題の中心。多数のハイブランドのアンバサダーを務める (ミュウミュウ, トミージーンズ 2025年など)

このように、クォン・ウンビさん、チェ・イェナさん、イ・チェヨンさん、チョ・ユリさんはソロアーティストとして独自の音楽世界を追求し、宮脇咲良さんとキム・チェウォンさんはLE SSERAFIMのメンバーとして、アン・ユジンさんとチャン・ウォニョンさんはIVEのメンバーとして、それぞれ世界的なガールズグループの中核を担い、大成功を収めています。

また、カン・ヘウォンさん、キム・ミンジュさん、そしてHKT48を卒業した矢吹奈子さんは女優として新たな境地を開拓。AKB48を卒業した本田仁美さんは、2024年に新たなガールズグループSAY MY NAMEのリーダーとして韓国で再デビューを果たし、2025年には韓国の番組で単独MCに挑戦するなど、メンバー全員が多方面で目覚ましい活躍を見せています。

彼女たちのIZONE解散後の輝かしい活動は、プロデュース48という番組がいかに多くの才能を発掘し、育て上げたかを証明しています。そして、その現在の活躍ぶりが、IZONE誕生の原点であるプロデュース48への関心を再び呼び起こし、新たなファン層にも番組の魅力を伝え続けているのです。メンバーたちの「今」を知ることで、プロデュース48で彼女たちが見せた涙や笑顔、そして成長の物語が、より一層感慨深いものとして感じられるのではないでしょうか。

他のオーディション番組との違いは？

「プロデュース101」シリーズは、韓国のオーディション番組文化に大きな影響を与え、シーズンごとに異なるコンセプトを打ち出しながら、数多くの人気アイドルグループを世に送り出してきました。その中でも「プロデュース48」が際立ってユニークだったのは、やはり日本のAKB48グループとの大規模なコラボレーションによる「日韓合同プロジェクト」という点に尽きるでしょう。この形式は、他の多くのオーディション番組とは一線を画すものでした。

例えば、日本国内で開催され、JO1、INI、ME:Iといった人気グループを輩出した「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズは、基本的に日本国内の練習生や経験者を対象としていました。また、JYPエンターテインメントとソニーミュージックがタッグを組んでNiziUやNEXZを生み出した「Nizi Project」も、主に日本を拠点とする参加者からメンバーを選抜し、日本及びグローバル市場での活動を目指すものでした。

これらの番組は大きな成功を収めていますが、プロデュース48のような、既存の巨大アイドルシステム（AKB48グループ）が組織として参加し、異なる国の育成システムを持つ練習生たちと融合する形ではありませんでした。

Kep1erを輩出した「Girls Planet 999：少女祭典」や、ZEROBASEONEが誕生した「BOYS PLANET」は、韓国・中国・日本など複数の国から参加者を集めるグローバルオーディションでしたが、これらも個々の参加者が国籍や文化圏を代表する形であり、プロデュース48のように特定の国の既存アイドルグループが数十人単位で参加し、そのグループの文化やシステムごとぶつかり合うという構図とは異なりました。

プロデュース48では、既に日本で実績のあるアイドルたちが、韓国の厳しい練習生システムの中で一から評価され、時にはプライドを打ち砕かれながらも成長していく姿や、逆に韓国の練習生たちがAKB48グループのメンバーの持つファンとの向き合い方やステージでの表現力に触れて刺激を受けるなど、文化や育成システムが異なるからこそ生まれる独特の化学反応と人間ドラマが満載でした。この「異文化交流」と「相互成長」の側面が、他のオーディション番組にはない、プロデュース48ならではの深みと魅力と言えるでしょう。

ただし、プロデュースシリーズ全体に言えることですが、後に番組内での投票数操作問題が発覚し、一部の練習生の運命が不当に左右されたという事実は、番組の公平性や信頼性に大きな影を落としました。この問題は、オーディション番組のあり方について大きな議論を呼びましたが、プロデュース48が生み出した感動や、参加者たちの努力そのものの価値が失われるものではありません。