U-NEXTの株主優待が届いたのに、「どこから手をつければいいかわからない」「そもそもどうやって使うの?」と戸惑っていませんか。案内書類を受け取ってはみたものの、手続きをそのままにしてしまっているという方も少なくないようです。
実は、U-NEXT株主優待は保有株数によって仕組みが大きく異なります。100株〜999株では「専用ギフトコード」が届き、既存アカウントにそのまま適用できます。一方、1,000株以上では「専用ID/PASS」が発行されて新規アカウントとしてログインする形になります。この違いを知らずに手続きを進めると、思わぬところで詰まってしまうことがあります。
この記事では、100株と1,000株それぞれの優待内容の違い、申請フォームへのアクセスからギフトコード・ID/PASS適用までのステップ、有効期限やポイントの使い道、そして2名義運用といった活用術まで、まとめて解説します。株主優待の申請期限を過ぎると優待が無効になりますので、届いたら早めに確認してみてください。
- 100株〜999株:専用ギフトコードで90日分の視聴料 + 1,000円分ポイントが付与され、既存アカウントをそのまま活用できる
- 1,000株以上:専用ID/PASSで1年分の視聴料 + 毎月1,800円分ポイントが付与されるが、新規アカウントが必要になる
- ポイントは映画館クーポン・電子書籍・パックサービスなど幅広く活用できる
- 申請期限と初回ログイン期限を過ぎると優待が無効になるため、届いたら早めに手続きを済ませること
U-NEXT株主優待の内容と100株・1,000株の違い
- 100株と1,000株で優待内容と利用方法はどう異なるのかを解説
- 株主優待の案内がいつ届くか、申請スケジュールと期限を確認
- 申請フォームへのアクセスからギフトコード・ID/PASS適用までの手順を紹介
- 有効期限・月額充当不可など見落としやすい注意点をまとめて解説
100株と1,000株で何が違う?保有株数別の優待内容

U-NEXT株主優待は、毎年2月末と8月末の年2回、権利が決まります。対象は1単元(100株)以上を保有している株主で、保有株数によって優待内容が異なります。
100株〜999株保有の場合は、専用ギフトコードが送付されます。内容はU-NEXTの利用料90日分と1,000円分のポイントです。月額2,189円を3ヶ月分とすると約6,567円相当になります。ギフトコードは既存のU-NEXTアカウントにそのまま適用できるため、新たに会員登録をせずに利用を始められます。ただし、このギフトコードは通常の月額プラン料金には充当できません。また、通常の月額プランでのみ提供している一部の見放題コンテンツは対象外になる点も押さえておきましょう。
1,000株以上保有の場合は、専用ID/PASSが発行されます。内容はU-NEXTの利用料1年分と毎月1,800円分のポイントで、年間換算すると約47,868円相当になります。1,000株向けのポイント1,800円分の内訳は、U-NEXT分として1,200ポイントとSMART USEN分として600ポイントです。ある月にSMART USENを利用した場合、翌月1日はSMART USENの月額料金(税込539円)分が差し引かれ、U-NEXT分1,200ポイントと61ポイントが加算される形になります。なお、1,000株向けは専用ID/PASSによる新規アカウントが発行されるため、既存アカウントとは別管理となります。
ポイントはいずれも1ポイント=1円換算で利用できます。

U-NEXT株主優待はいつ届く?申請スケジュールと期限

株主優待の案内が届くタイミングは、権利の基準日によって異なります。
2月末が基準日の場合、5月上旬に専用の圧着ハガキが郵送されます。そして同年8月末までに初回ログインまたは利用開始手続きを完了させる必要があります。
8月末が基準日の場合、11月中旬に定時株主総会招集通知の巻末にて案内が届きます。こちらは翌年2月末までに初回ログインまたは利用開始手続きを行う必要があります。
いずれの場合も、申請が完了しただけでは「未利用の状態」とみなされます。初回ログインまで済ませてはじめて優待が有効になりますので、申請後に手続きが止まったままにならないよう注意が必要です。また、期限超過後はいかなる理由においても優待を利用できなくなります。
申請は一度限りで、入力する氏名・郵便番号は各基準日時点の株主名簿の登録内容と一致している必要があります。申請完了後は、自動送信メールのアドレス「received@unext-hd.jp」から優待情報が送られてきます。このメールを受信できるよう、ドメイン設定を事前に確認しておきましょう。
1,000株を継続保有している場合、同一株主番号での継続であれば有効期間が自動延長されます。
申請からギフトコード・ID/PASS適用までのステップ別手順

株主優待を使い始めるまでの手順は、100株と1,000株で一部異なります。ここでは共通の流れと、それぞれの適用方法をまとめて紹介します。
まず、案内のはがきまたは招集通知に記載されているURLかQRコードから申請フォームにアクセスします。フォームには氏名、メールアドレス、株主番号(9桁)、郵便番号を入力します。入力が完了すると、登録したメールアドレスに優待情報が自動送信されます。
100株〜999株の場合は、届いたメールに記載されているギフトコードを使います。U-NEXTにログイン後、メニューの「U-NEXTポイント」→「ギフトコード」の順に進み、コードを入力して適用します。既存アカウントへの適用が可能ですので、新たに会員登録をする必要はありません。
1,000株以上の場合は、届いたメールに記載されている専用ID/PASSでU-NEXTにログインします。この専用ID/PASSは新規アカウントとして発行されており、初回ログインをもって利用規約への同意とみなされます。
適用後は、視聴無料期間が即時反映されます。ポイントは利用開始後の翌月1日から毎月自動付与されます。クレジットカードを登録する必要はなく、スマホだけで手続きを完結できます。
申請が完了していても初回ログインまで行わなければ未利用扱いになりますので、申請後は速やかにログインまで済ませるようにしましょう。
有効期限・月額充当不可など見落としやすい注意点

U-NEXT株主優待を活用するうえで、事前に押さえておきたい注意点がいくつかあります。
まず、ポイントの有効期限についてです。付与日から90日間が有効期限で、月末締めではありません。たとえば2025年8月1日に付与されたポイントであれば、2025年10月29日の23:59が期限になります。月末だと思い込んでいると失効してしまうことがありますので注意が必要です。
100株向けのギフトコードは、通常の月額プランの料金には充当できません。新作レンタルや電子書籍の購入などに使うことができます。また、通常の月額プランでのみ提供している一部の見放題コンテンツは対象外です。
1,000株向けの専用ID/PASSについては、退会処理を行うと有効期間中であっても専用ID/PASSが失効し、再発行はできません。
無料トライアルとの併用はできません。ただし、無料トライアル終了後に株主優待を登録することは可能です。
申請は一度限りですので、入力内容に誤りがないよう慎重に確認してから送信するようにしましょう。
また、株主優待の権利を第三者へ譲渡・売買することは禁止されています。夫婦や家族であっても、名義人本人が自分のアカウントとして利用することが前提です。

U-NEXT株主優待ポイントの賢い使い方と活用術
- ポイントの使い道一覧(映画館クーポン・パックサービス・電子書籍)
- 既存アカウントへの適用方法とファミリーアカウント活用術
- 2名義運用でお得に使う方法とメリット・デメリット
ポイントの使い道一覧|映画館クーポンやパックサービスに使える

U-NEXT株主優待で付与されるポイントは、1ポイント=1円換算で様々なサービスに充当できます。有効期限が90日と短めのため、使い切る導線をあらかじめ決めておくとスムーズです。
パックサービスへの活用では、NHKまるごと見放題パック(990円/月)を利用することができます。大河ドラマ・朝ドラ・ドキュメンタリーなどNHKのコンテンツを視聴したい方に向いています。スポーツ系ではサッカーパック(2,600円/月)でプレミアリーグやラ・リーガなどを楽しむことができます。また、2025年12月25日よりワールドゴルフパック(2,600円/月)が開始されており、PGAツアー・LPGAツアーなどのゴルフ中継に利用できます。
映画館クーポンへの交換も人気の使い道です。TOHOシネマズ・イオンシネマ・松竹マルチプレックスシアターズなど多くの劇場では1,500ポイントで1枚のクーポンと交換できます。109シネマズは1,800ポイント=1枚、テアトルシネマグループは1,700ポイント=1枚(2025年9月1日より変更)となっています。なお、映画館クーポンは発行後の取り消しはできません。有効期限は発行日を含め10日で、特別興行や特別席は対象外の場合があります。
電子書籍の購入にも使えます。マンガ・小説・実用書・技術書など幅広いジャンルに対応しており、2025年6月からはSLAM DUNKも購入できるようになりました。
音楽・舞台・ミュージカル・お笑いなどのライブ配信チケットにも充当できます。さらに、SMART USEN(音楽配信サービス)の決済にも利用可能です。
既存アカウントへの適用方法とファミリーアカウント活用

100株〜999株の場合は、既存のU-NEXTアカウントにギフトコードを適用することができます。現在U-NEXTを使っている方であれば、既存アカウントにそのまま適用できるため、新たに会員登録をする必要はありません。
1,000株以上の場合は、専用ID/PASSが新規アカウントとして発行されます。既存アカウントがある場合でも、その既存アカウントとは別管理になります。1,000株の優待を使いながら既存アカウントを残しておき、1年後に既存アカウントに戻るという使い方もできます。
ファミリーアカウントについては、親アカウント1つに対して子アカウントを最大3つ追加できる仕組みで、合計4アカウントを利用できます。子アカウントごとに年齢レーティングや購入制限を設定できるため、子どもに使わせる際も安心です。4台同時再生に対応しており、家族それぞれが別のデバイスで同時に視聴できます。決済とポイントは親アカウントで一括管理される仕組みです。

2名義運用でお得に使う方法とメリット・デメリット

「1,000株を購入するほど資金はないけれど、なるべく長くU-NEXTを楽しみたい」という方には、夫婦や家族でそれぞれ100株を保有し、2名義で運用する方法があります。
2名義×100株の必要資金の目安は約40万円(2,002円×200株)です。一方、1,000株1名義の場合は約200万円(2,002円×1,000株)が必要になります。
2名義運用のイメージとしては、たとえば夫と妻がそれぞれ100株を保有し、90日間の視聴期間をずらしながら交互に使う方法があります。このように90日をずらして使うことで、通年に近い視聴期間を確保できます。
ただし、100株の優待には毎月ポイント(1,800円分)がありません。また、通常の月額プランのみで提供されている一部の見放題コンテンツが対象外になるという制約もあります。
毎日しっかりU-NEXTを使う、映画館クーポンやライブ配信もフル活用したいというヘビーユーザーであれば、1,000株1名義で1年中見放題かつ毎月1,800ポイントが付く方が満足度は高くなりやすいとの見方があります。
なお、株主優待の権利を第三者へ譲渡・売買することは禁止されています。夫婦や家族でそれぞれ保有する場合も、各自の名義でそれぞれのアカウントとして利用することが前提となります。

U-NEXT株主優待の使い方と申請手順まとめ
この記事のまとめです。
- U-NEXT株主優待の権利の基準日は毎年2月末と8月末の年2回
- 100株〜999株の場合は専用ギフトコードが送付される
- 1,000株以上の場合は専用ID/PASSが発行される
- 100株向けギフトコードは既存のU-NEXTアカウントに適用できる
- 1,000株向け専用ID/PASSは新規アカウントとして初回ログインが必要
- 2月末基準の案内は5月上旬に届き、同年8月末までに初回ログインが必要
- 8月末基準の案内は11月中旬に届き、翌年2月末までに初回ログインが必要
- 申請は一度限りで、期限を過ぎると優待は利用できない
- ポイントの有効期限は付与日から90日間(月末締めではない)
- 100株のギフトコードは通常の月額プラン料金には充当できない
- 1,000株の専用ID/PASSは退会すると有効期間中でも失効し再発行不可
- ポイントは映画館クーポン・電子書籍・NHKまるごと見放題パック・サッカーパックなどに使える
- ファミリーアカウントは親アカウント1つ+子アカウント最大3つで計4アカウント利用可
- 2名義×100株運用は約40万円で通年に近い視聴を目指せる一方、毎月ポイントがない点がデメリット
- 無料トライアルとの併用はできないが、無料トライアル終了後に株主優待を登録することは可能

