ある姫アニメどこで見れる？配信状況とおすすめVOD徹底解説

「ある日、お姫様になってしまった件について」（通称・ある姫）のアニメをどのVODで見られるのか知りたい人向けに、日本国内から合法的に視聴できる配信サービスを整理しました。見放題・レンタルの違い、料金や無料体験の有無、Netflixなど未配信サービスも含めて、今どこでどう見るのが現実的かを分かりやすく解説します

この記事のポイント

ある姫アニメが日本で見放題配信されている主なVODサービスが分かる
各サービスの料金・配信形態・無料体験の有無がざっくり把握できる
コスパ・作品数・家族利用・原作マンガなどニーズ別に選び方の目安が分かる
地上波放送とVOD見放題の違いを踏まえて、自分に合う視聴スタイルをイメージできる

ある姫アニメどこで見れる？

ある姫とは？この記事の前提
ある姫アニメ配信サービス一覧
見放題で見られる主要VOD
無料体験でお得に視聴する方法
Netflixなど未配信サービス

ある姫とは？この記事の前提

この記事で扱う「ある姫」は、Spoon・Plutusによる漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」を原作としたTVアニメ作品を指します。原作は韓国発の小説・コミックで、中国の動画配信サービス iQIYI などでアニメ化され、その後、日本向けに日本語吹き替え版が制作されました。

日本語吹き替え版のTVアニメは、2025年秋シーズンの作品として位置づけられており、TOKYO MX・BS日テレ・AT-X などで2025年10月から順次放送がスタートしています。放送枠は深夜帯で、一部局では第1話〜第3話をまとめた1時間スペシャルとしてスタートするなど、初回から力の入った編成が組まれました。

テレビ放送と合わせて、日本国内向けの配信も充実しています。公式サイトのオンエア情報や各配信サービスの作品ページ、配信情報検索サービス（Filmarks など）を確認すると、dアニメストア・U-NEXT・アニメ放題では9月末から地上波より早く先行見放題配信が開始され、その後 ABEMA、Lemino、DMM TV、FOD、Hulu、TELASA、J:COM STREAM、Amazonプライムビデオなど多くのVODサービスで見放題配信が順次スタートしていることが分かります。

本記事は、日本国内から日本語吹き替え版のTVアニメシリーズを合法的に視聴したい人向けに書かれています。海外向け配信（例：Crunchyroll など）や原語版の配信状況は対象外です。また、原作マンガや小説そのものの配信については、後半の「原作マンガも楽しみたい人」の章で簡単に触れるにとどめ、メインはTVアニメ版のVOD配信状況とサービス選びのポイントの解説とします。

なお、配信情報や料金、無料体験の有無は2025年12月1日時点で、アニメ公式サイト・各種VOD公式サイトおよび国内の大手配信情報サイトを確認した内容にもとづいています。今後、配信作品や料金体系、無料体験の有無は変更される可能性があるため、実際に登録する際は必ず各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。

ある姫アニメ配信サービス一覧

まず一番気になる「どこで見られるのか？」を整理します。アニメ公式サイトの配信情報と、Filmarks などの配信情報サイトを突き合わせると、2025年秋〜冬時点で「ある日、お姫様になってしまった件について」（日本語吹き替え版）が日本国内から見放題視聴できる主なVODサービスは次の通りです。

dアニメストア（先行配信あり・見放題）
U-NEXT（見放題）
アニメ放題（見放題）
ABEMAプレミアム（見放題）
Lemino プレミアム（見放題）
DMM TV（見放題）
FODプレミアム（見放題）
Hulu（見放題）
TELASA 見放題プラン（見放題）
J:COM STREAM（見放題対象＋一部レンタル作品）
Amazonプライムビデオ（プライム会員特典として見放題）
そのほか、バンダイチャンネル、milplus 見放題パックプライム、AnimeFesta など（一部サービスで見放題枠にラインナップ）

さらに、ニコニコチャンネル・HAPPY!動画・クランクイン！ビデオ・ムービーフルplus などでは、1話ごとに課金して視聴する「都度課金型（レンタル／購入）」の配信も行われています。月額の見放題サービスに加入していなくても、「ある姫」だけをピンポイントで視聴したい場合にはこうしたレンタル配信を使う方法もあります。

代表的なサービスの配信形態と月額料金、無料体験の有無を、2025年11月時点の情報をもとに整理すると次のようになります。

サービス名	配信形態	月額料金（税込）	無料体験の目安	備考
Amazonプライムビデオ	見放題（プライム会員特典）	月額600円	初回30日間無料（新規プライム会員のみ）	他のプライム特典も利用可能
U-NEXT	見放題	月額2,189円	初回31日間無料＋ポイント付与	動画と電子書籍をまとめて利用可能
DMM TV	見放題	月額550円（※）	初回14日間無料	アニメ約6,300作品＋20万本以上
dアニメストア	見放題	月額550円	初回無料期間あり（初月無料や7日間無料など申込方法で変動）	アニメ専門・6,700作品以上（見放題対象外あり）
ABEMAプレミアム	見放題（広告つき／広告なしプランあり）	月額580〜1,080円	常設の無料体験は終了、キャンペーンで無料期間が付く場合あり	スポーツやオリジナル番組が豊富
Hulu	見放題	月額1,026円	公式の常設無料トライアルは終了、提携キャンペーンで1カ月無料など	海外ドラマや日テレ系番組に強い
Lemino プレミアム	見放題	月額990円	初回31日間無料（初回申込のみ）	dTV後継のドコモ系サービス
FODプレミアム	見放題	月額1,320円前後	常設無料体験なし（期間限定で割引キャンペーンあり）	フジ系ドラマ・バラエティが中心
TELASA	見放題＋レンタルあり	月額990円（目安）	初回2週間無料トライアルは2024年に終了	テレ朝系ドラマ・アニメに強い
J:COM STREAM	見放題＋レンタルあり	月額1,100円前後	常設無料体験なし（J:COM契約プランに準拠）	J:COM契約者向けの総合サービス

（※）DMMプレミアムは公式サイト経由の登録で月額550円。App Store／Google Play経由では650円となる場合があります。

このように、「ある姫」は日本国内ではかなり多くのVODサービスで見放題配信されており、「どれか1つのサービスにしかない」という状況ではありません。すでに契約しているサービスが上記のどれかに含まれているなら、そのままメイン視聴先にするのが一番手軽です。

一方で、これからVODに初めて登録する人や、別サービスへの乗り換えを検討している人は、「アニメだけを安くたくさん見たいのか」「映画や国内ドラマも含めた総合的なエンタメサービスを求めるのか」「家族でアカウントを共有したいのか」といった自分の利用スタイルをイメージしながら選ぶと失敗しにくくなります。

見放題で見られる主要VOD

ここからは、ある姫を見放題で視聴できる代表的なサービスの特徴を、利用シーンごとにざっくり整理します。

アニメ特化のサービスとして真っ先に挙げられるのが dアニメストアと DMM TV です。dアニメストアは月額550円で6,700作品以上のアニメが配信されており、見放題のアニメ数は国内でもトップクラスとされています。最新クールの作品についても、地上波と同時配信や先行配信などスピード感のあるラインナップが特徴です。

DMM TV も同じく月額550円で、アニメ約6,300作品と、2.5次元舞台やドラマ、バラエティなどを含む20万本以上のコンテンツを見放題で楽しめる総合サービスです。新作アニメの見放題作品数が2年連続国内No.1とされており、アニメを軸にしつつ関連コンテンツもまとめて視聴したい人には非常にコスパの良い選択肢になります。

映画や海外ドラマ、韓流作品なども幅広く楽しみたい場合は、U-NEXT が定番です。U-NEXT は見放題動画だけで30万本前後、レンタル作品を含めると34万本以上の動画を配信しており、国内でも最大級のカタログを誇ります。毎月もらえるポイントを使えば、最新映画のレンタルや一部の有料ライブ配信なども追加料金を抑えて楽しめるため、「とにかく色々なジャンルをよく見る」人ほど恩恵が大きいサービスです。

Amazonプライムビデオは、プライム配送や Prime Music、Prime Reading など、動画以外のプライム特典もまとめて利用できるのが大きな魅力です。プライムビデオの同時視聴は1アカウントにつき最大3台まで可能で、家族それぞれが別の端末で別の作品を視聴する使い方にも向いています。ある姫もプライム会員特典として見放題ラインナップに含まれているため、すでにプライム会員であれば追加費用なしで視聴できます。

Hulu や FOD、TELASA、Lemino、J:COM STREAM といったサービスは、それぞれ日本の地上波テレビ局や通信事業者と紐づいており、日本のドラマやバラエティ、報道番組の見逃しやスピンオフ企画に強いのが特徴です。ある姫に加えて、同じクールのドラマやバラエティもまとめてチェックしたい人であれば、普段よく見ている局系列のサービスをメインに据えると満足度が高くなります。

どのサービスも、スマホ・タブレット・PC・スマートテレビなど複数の端末に対応しており、アプリをインストールすれば通勤・通学中や自宅のテレビなど、好きな場所で視聴できます。画質は作品や端末によりますが、HD（フルHD）画質に対応しているサービスがほとんどで、一部のサービスや作品では4K配信も行われています。

このように、「ある姫」を見放題で視聴できるだけでも複数の選択肢があるため、すでに契約しているサービスがあればまずはそこで視聴し、なければ「アニメだけを中心に見るのか」「他ジャンルも含めて総合的に楽しみたいのか」を基準に候補を絞っていくと選びやすくなります。

無料体験でお得に視聴する方法

「まずはある姫だけを試しに見てみたい」「自分に合ったサービスかどうか試してから本契約したい」という場合は、無料体験（トライアル）をうまく活用すると初期費用を抑えられます。

2025年末時点で、公式に常設の無料体験を案内している代表的なサービスは次の通りです。

U-NEXT：31日間無料（初回登録のみ）
DMM TV（DMMプレミアム）：14日間無料（初回登録のみ）
Lemino プレミアム：初回初月無料（31日間、初回申込のみ）
Amazonプライム：30日間無料（Amazonプライム新規会員のみ）

dアニメストアについては、公式サイトで「初月無料」や「初回7日間無料」といったキャンペーンが継続的に実施されており、申し込み方法や時期によって無料期間の長さが変わるケースがあります。申込画面に表示される無料期間の案内を必ず確認してから登録するようにしましょう。

一方で、ABEMAプレミアム・Hulu・FODプレミアム・TELASA などは、過去には誰でも申し込める常設の無料トライアルが存在しましたが、2022〜2024年頃にかけて相次いで終了しています。現在は、クレジットカード会社や提携サービスとの期間限定キャンペーンとして、特定の条件を満たした場合にだけ1カ月程度の無料期間が付くケースが主流です。

無料体験を利用する際の基本的な流れは、どのサービスでもほぼ共通です。

1. 公式サイトやアプリから「無料トライアル」や「今すぐ試す」といったボタンを押す

2. メールアドレスやパスワード、支払い方法（クレジットカードやキャリア決済など）を登録する

3. 初回登録時に無料期間が適用され、その間は月額料金が請求されない

4. 無料期間終了前に解約すれば、料金は発生しない

注意点としては、次のようなものがあります。

無料体験は「そのサービスに初めて登録する人のみ」が対象で、過去に一度でも有料会員になっていると対象外になることが多い
無料期間を1日でも過ぎると自動的に有料会員に切り替わるため、解約予定なら終了日の前日までに手続きしておく
無料期間中でもレンタル作品（都度課金）の料金は別途発生するため、「見放題マーク」が付いているか確認してから再生する

複数のサービスに順番に登録していけば、「ある姫」を見つつ他のアニメや映画も試しながら、自分の視聴スタイルに合うサービスをじっくり比較できます。ただし、あまり多くのサービスを同時並行で試すと解約忘れが起きやすくなるため、カレンダーやスマホのリマインダーに「無料期間終了日」をメモしておくと安心です。

Netflixなど未配信サービス

「普段はNetflixだけ契約しているけれど、ある姫も見られる？」という疑問を持つ人も多いと思います。配信情報サイトや公式の作品ページを確認すると、2025年11月時点で Netflix は「ある日、お姫様になってしまった件について」の日本国内向け配信サービスには含まれていません。

同様に、Rakuten TV や WOWOWオンデマンド、アニメタイムズ、TSUTAYA DISCAS、TVer なども、主要な配信情報サイトでは本作の配信サービス一覧に含まれておらず、「配信されていないサービス」として扱われています。TVer では他作品で期間限定の見逃し配信が行われるケースが多いものの、ある姫については2025年秋〜冬時点で地上波見逃し配信は確認できません。

もちろん、将来的に Netflix やその他のサービスが配信権を取得し、ラインナップに加わる可能性はあります。ただし、そのような情報は現時点で公式には出ていないため、「そのうち自分が契約しているサービスに来るだろう」と期待して待つよりも、現時点で配信しているサービスを1つ選んで視聴を始める方が確実です。

すでに Netflix など別のサービスに加入しているものの、「ある姫だけは早く見たい」という場合は、先述の見放題サービスのうち無料体験が用意されている U-NEXT・DMM TV・Lemino・Amazonプライムビデオ、あるいはキャンペーン中の dアニメストアなどを一時的に併用するのが現実的な選択肢になります。

ある姫アニメ配信の選び方

コスパ重視で選ぶなら
アニメ作品数で選ぶなら
家族・複数端末で見るなら
原作マンガも楽しみたい人
地上波放送・見逃しとの違い

コスパ重視で選ぶなら

「ある姫だけでなく、他のアニメもそれなりに見たいけれど、月額料金はできるだけ抑えたい」という人が重視したいのは、「月額料金」と「実際に見るコンテンツ量」のバランスです。

単純に月額料金の安さで見ると、DMM TV・dアニメストア・Amazonプライムビデオあたりが候補に挙がります。DMM TV は月額550円でアニメ約6,300作品と20万本以上の作品が見放題と案内されており、新作アニメの見放題作品数が2年連続国内No.1とされるなど、アニメ中心に視聴する人には非常にコスパの高いサービスです。

dアニメストアも同じく月額550円ですが、アニメ専門サービスとして長年運営されており、「アニメしか見ない」ユーザーにはシンプルで使いやすい構成です。作品数は6,700作品以上とされ、毎クール大量の新作アニメをカバーしているため、深夜アニメを中心に毎シーズンいろいろな作品を追いかけたい人に向いています。

Amazonプライムビデオは、月額600円という価格の中にプライム配送や音楽・電子書籍の一部読み放題など、複数のサービスが含まれているのが特徴です。動画だけで比較すると純粋なアニメの作品数は専門サービスに劣るものの、もともと Amazon をよく利用していてプライム会員になる予定がある人にとっては、「ついでにある姫も見られる」形になるため、結果的にコスパが高く感じられるケースも多いでしょう。

コスパだけで整理すると、

アニメ特化・とにかくアニメを安くたくさん見たいなら dアニメストア
アニメ中心だが、2.5次元舞台やバラエティなど関連ジャンルも幅広く楽しみたいなら DMM TV
買い物や音楽配信も含めた総合的なサブスクとして考えるなら Amazonプライムビデオ

という3択で考えると、自分に合ったサービスを絞り込みやすくなります。

アニメ作品数で選ぶなら

「ある姫をきっかけに、他のアニメもガッツリ見たい」というアニメ好きの人にとっては、配信されているアニメ作品数や、新作の追いかけやすさが重要です。

dアニメストアはドコモ系のアニメ専門サービスとして、月額550円で6,700作品以上のアニメを配信していると案内されています。最新クールの作品では、地上波と同時・先行・最速など、スピード感のある配信を多数行っており、2025年秋アニメでも多くの新作をカバーしています。

DMM TV もアニメ約6,300作品をラインナップしており、2025年1月時点で「新作アニメ見放題作品数2年連続年間No.1」と発表されるなど、最新アニメをいち早く配信する姿勢が強いサービスです。第1話のみ無料の作品も多く、「気になる作品を1話だけ試してから、続きを見放題で追いかける」といった使い方もしやすくなっています。

U-NEXTはアニメに特化したサービスではないものの、アニメ作品数も国内トップクラスで、映画・ドラマ・バラエティなどを含めると30万本以上の見放題動画を抱えています。アニメだけでなく劇場版や実写映画、海外ドラマなども幅広く楽しみたい人にとっては、「アニメ枠を含む総合的な作品数」で選ぶ意味でも強力な候補です。

アニメ作品数を重視する人は、

アニメ特化・シンプルさ重視なら dアニメストア
アニメ＋声優・2.5次元・ドラマなど関連ジャンルもまとめて楽しみたいなら DMM TV
アニメに加えて映画や海外ドラマも大量に見たいなら U-NEXT

といった軸で比較し、自分が「アニメだけを主に見るのか」「他ジャンルも含めて動画全般をよく見るのか」を考えると、どのサービスが向いているか判断しやすくなります。

家族・複数端末で見るなら

家族で同じアカウントを共有する場合は、「何台まで同時視聴できるか」「プロフィールや視聴履歴を分けられるか」といった点も重要です。

U-NEXT は1つの契約でメインアカウント＋3つのファミリーアカウントを無料で追加でき、最大4台まで同時再生が可能と公式に案内されています。アカウントごとに視聴履歴や年齢制限設定を分けられるため、子ども用のプロフィールを作っておけば、視聴できる作品を制限しつつ、親は自分の好きな作品を自由に楽しむといった使い方ができます。

Amazonプライムビデオは1つのアカウントで最大3台まで同時視聴可能で、同じ作品を同時に視聴する場合は2台までという制限があります。リビングのテレビで家族がドラマを見ている間に、自分のスマホである姫を視聴するといった使い方もできるため、家族全員がそれぞれの端末でコンテンツを楽しみたい家庭には向いています。

DMM TV も、DMMプレミアム会員であれば最大4台までの同時視聴に対応しており、アニメやバラエティ、2.5次元舞台などを家族それぞれが別の端末で視聴することができます。アカウント管理や視聴履歴の分離はサービス側の仕様によって異なるため、家族での利用を想定する場合は事前にヘルプページで確認しておくと安心です。

J:COM STREAM や一部のキャリア系サービスでは、もともとの回線契約やテレビ契約に付随する形でVODが利用できるケースもあります。すでにJ:COMや特定の携帯キャリアを利用している場合は、「追加料金を抑えつつある姫を含む多くの作品を見られないか」を一度確認しておくとよいでしょう。

家族利用を重視するなら、

最大4人まで同時利用できる U-NEXT のファミリーアカウント
最大3台まで同時視聴できる Amazonプライムビデオ
最大4台同時視聴に対応する DMM TV

といった選択肢を軸に検討すると、家族それぞれがストレスなく視聴できる環境を整えやすくなります。

原作マンガも楽しみたい人

「アニメを見てから原作マンガも一気読みしたい」「原作の細かい心理描写も味わいたい」という人にとっては、動画と電子書籍の両方をどのサービスで扱っているかがポイントになります。

U-NEXT は動画だけでなく電子書籍の配信にも力を入れており、公式の電子書籍ストアで「ある日、お姫様になってしまった件について」1〜12巻（コミカライズ版）を配信しています。U-NEXT の特設ページでは「1〜12巻絶賛配信中」と案内されており、無料トライアルでもらえるポイントを使って1巻分を実質無料で購入できるキャンペーン案内が行われている場合もあります（キャンペーン内容は時期により変動）。

また、ebookjapan や他の電子書籍ストアでも本作のコミカライズ版が配信されており、まとめ買い用のセット販売や割引クーポンなどが用意されていることがあります。マンガ購入については、すでに普段から使っている電子書籍サービスがあるなら、そちらでライブラリを統一する方が管理しやすいでしょう。

「アニメも原作も同じアプリで楽しみたい」という観点では、動画と電子書籍の両方を扱う U-NEXT のようなサービスが特に便利です。アニメで気になったシーンをマンガで読み返したり、アニメが追いついていない先の展開をコミックスで先取りしたりといった楽しみ方ができます。

一方で、すでに Kindle や ebookjapan など特定の電子書籍サービスをメインで使っている場合は、アニメは dアニメストアやDMM TV、プライムビデオ、U-NEXT などいずれかで視聴し、マンガは既存の電子書籍ストアで購入する形でも問題ありません。

どのアプリにライブラリを集約したいか、どこに課金しておくと今後も使いやすいかをイメージしながら、「アニメ用VOD」と「マンガ用電子書籍サービス」の組み合わせを決めるのがおすすめです。

地上波放送・見逃しとの違い

最後に、「そもそも地上波で見ればいいのでは？」という疑問についても整理しておきます。

ある姫は TOKYO MX・BS日テレ・AT-X などで2025年10月から放送が始まっており、一部局では初回1時間スペシャルとして第1話〜第3話を放送するなど、テレビ放送ならではの盛り上がりもあります。一方で、dアニメストア・U-NEXT・アニメ放題など一部サービスでは9月末から地上波より数日早く日本語吹き替え版の先行配信が行われ、テレビより早く新エピソードを視聴できる形がとられました。

地上波放送とVOD見放題の主な違いは次のような点です。

地上波放送

放送時間が決まっているため、リアルタイム視聴か録画が前提
録画機器や録画予約が必要で、録り逃しのリスクがある
見逃し配信（TVer など）

作品によっては期間限定で無料配信されるが、ある姫については2025年秋〜冬時点でレギュラーの無料見逃し配信は確認できない
配信期間が1週間程度と短く、まとめて一気見するには不向き
VOD見放題（dアニメストア・U-NEXT・DMM TV など）

配信期間中であればいつでも好きな時間に視聴でき、見返しも自由
ダウンロード機能に対応していれば、Wi-Fiで保存して通勤・通学中に通信量を気にせず視聴できる

特にある姫のようなシリアルストーリー作品では、「1話見逃すとストーリーが分からなくなる」という不安が大きいですが、VODであれば配信が続く限り何度でも見返せるため安心です。

一方で、テレビ放送には「リアルタイムでSNSと一緒に盛り上がれる」「毎週決まった時間に放送があることで習慣になりやすい」といった良さもあります。理想を言えば、地上波でリアルタイム視聴しつつ、見逃した回やお気に入り回をVODで見返す“二刀流”が最も安心です。

時間が取りづらい人や録画環境がない人は、最初からVODをメイン視聴にしてしまい、生活リズムに合わせて好きなタイミングで視聴するのも一つの手です。

総括：ある姫アニメどこで見れるかを整理

この記事が扱うのはTVアニメ版「ある日、お姫様になってしまった件について」の日本語吹き替え版であり、対象は日本国内からの視聴者である
原作は韓国発の小説・コミックで、中国の iQIYI などでアニメ化されたのち、日本語吹き替え版が2025年秋シーズンのTVアニメとして放送・配信されている
日本では TOKYO MX・BS日テレ・AT-X などで2025年10月から放送が始まり、dアニメストア・U-NEXT・アニメ放題などでは9月末から地上波より早い先行配信が行われた
2025年秋〜冬時点で、ある姫アニメは複数の主要VOD（dアニメストア・U-NEXT・アニメ放題・DMM TV・ABEMAプレミアム・Lemino・FODプレミアム・Hulu・TELASA・J:COM STREAM・Amazonプライムビデオなど）で見放題配信されている
ニコニコチャンネルなど一部サービスでは、都度課金型のレンタル／購入配信も行われており、見放題サービスに加入していなくても1話ごとに購入して視聴できる
Netflix や Rakuten TV などでは、2025年11月時点で本作の日本向け配信は確認されておらず、現状は未配信サービスとなっている
無料体験を公式に打ち出しているのは、U-NEXT（31日）、DMM TV（14日）、Lemino プレミアム（初月無料）、Amazonプライム（30日）などであり、dアニメストアも時期により初月無料などのキャンペーンを実施している
ABEMAプレミアムやHulu、FODプレミアム、TELASA などは常設の無料トライアルを終了しており、現在は提携キャンペーン経由でのみ無料期間が付く形が中心となっている
コスパ重視なら dアニメストア・DMM TV・Amazonプライムビデオあたりを比較すると、自分の視聴スタイルに合ったサービスを選びやすい
アニメ作品数を重視するなら dアニメストア・DMM TV・U-NEXT といったアニメに強いサービスが有力候補になる
家族での同時視聴を重視するなら、最大4台まで同時視聴できる U-NEXT や DMM TV、最大3台まで同時視聴できる Amazonプライムビデオが使いやすい
原作マンガも楽しみたい人には、アニメと電子書籍を両方扱う U-NEXT のようなサービスが特に便利で、1つのアプリで映像とマンガをまとめて管理できる
地上波放送だけでは録画や視聴時間の制約があり、VOD見放題を併用すると「見逃しリスクの回避」や「一気見」「通勤・通学中のオフライン視聴」がしやすくなる